ニュース速報
ワールド

G7と3カ国外相、北朝鮮のロシア派兵に懸念 「紛争の危険な拡大」

2024年11月06日(水)00時21分

主要7カ国(G7)と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの外相は5日、北朝鮮がロシアに派遣した兵士がウクライナ戦線に投入される可能性に重大な懸念を表明する声明を発表した。10月撮影の提供写真(2024年 ロイター/KCNA via REUTERS)

[ローマ 5日 ロイター] - 主要7カ国(G7)と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの外相は5日、北朝鮮がロシアに派遣した兵士がウクライナ戦線に投入される可能性に重大な懸念を表明する声明を発表した。

声明は、ロシアのウクライナ侵略戦争を北朝鮮が直接支援することは、欧州およびインド太平洋の平和と安全に深刻な結果をもたらし、「紛争の危険な拡大」を意味すると指摘。「拡大する北朝鮮とロシアの間の軍事協力を可能な限り最も強い言葉で非難する」とした。

その上で、国連安保理決議に違反するロシアから北朝鮮への核・弾道ミサイル関連技術の移転の可能性についても深い懸念を表明。北朝鮮に対しロシアの侵略戦争に支援を提供することを止めるよう強く求めると同時に、ウクライナ支援への揺るぎないコミットメントを再確認し、国際パートナーと共に新たな展開に協調して対応していくと表明した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル首相、ガラント国防相を解任 後任にカッツ

ビジネス

米ネットフリックス、アムステルダムの欧州本部などに

ワールド

スペイン警察、水害不明者のDNA提供要請 政府は1

ワールド

中国、国境炭素税などの措置巡る協議要請 COP29
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 2
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激減して異様に空席が目立つミステリー
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「…
  • 5
    在日中国人「WeChatで生活、仕事、脱税」の実態...日…
  • 6
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 7
    ネアンデルタール人「絶滅」の理由「2集団が互いに無…
  • 8
    「生野菜よりも、冷凍野菜のほうが健康的」...ブロッ…
  • 9
    どちらが勝っても日本に「逆風」か...トランプvsハリ…
  • 10
    大接戦トランプとハリス、選挙集会の参加者数の勝敗…
  • 1
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 2
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 5
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 6
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符…
  • 7
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 8
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 9
    「第3次大戦は既に始まっている...我々の予測は口に…
  • 10
    世界がいよいよ「中国を見捨てる」?...デフレ習近平…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 6
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 7
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 8
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 9
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 10
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中