ニュース速報
ワールド

トランプ氏、差別発言で批判浴びたNYの集会を擁護

2024年10月30日(水)07時30分

 米大統領選共和党候補のトランプ前大統領は10月29日、登壇者が差別的な発言をして批判を浴びている27日のニューヨークでの集会について「愛情にあふれた祭り」だったと主張した。28日、ジョージア州で撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Stephanie Kelly Steve Holland

[パームビーチ(米フロリダ州) 29日 ロイター] - 米大統領選共和党候補のトランプ前大統領は29日、登壇者が差別的な発言をして批判を浴びている27日のニューヨークでの集会について「愛情にあふれた祭り」だったと主張した。米南部フロリダ州パームビーチで支持者らを前に語った。

ニューヨークの集会ではコメディアンのトニー・ヒンチクリフ氏がカリブ海の米自治州プエルトリコを「浮かぶごみの島」などとばかにしたほか、黒人やユダヤ人、パレスチナ人、中南米系の人々をやゆした。

トランプ陣営は、これらの発言はトランプ氏の見解を反映したものではないと説明。ただ、トランプ氏は集会に参加できたことを「誇りだった」と言及している。

また、トランプ氏は、民主党大統領候補のハリス副大統領に関して在任中に外国で戦争が起き、移民流入が増加した点を挙げて、大統領の仕事をさせるのは危険過ぎると改めて強調。ハリス氏が仕掛けたのは破壊のための選挙戦だが、本当のところは「何よりもまずヘイトの選挙戦」になっているとの持論を展開した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

原油先物は小反発、米原油在庫減少受け下げ一服

ワールド

米大統領選投票用紙にケネディ氏の名前残る、最高裁判

ビジネス

日野自株が急反落、一時10%超安 25年3月期は最

ビジネス

サウジ投資相、年次会議で投資家に経済の魅力アピール
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 3
    今度はフィリピンが被害に...火山灰の泥に埋まる街、台風「チャーミー」の猛威
  • 4
    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…
  • 5
    世界がいよいよ「中国を見捨てる」?...デフレ習近平…
  • 6
    「決して真似しないで」...マッターホルン山頂「細す…
  • 7
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」…
  • 8
    【衝撃映像】イスラエル軍のミサイルが着弾する瞬間…
  • 9
    プーチン自慢の防空システムBuk2とBuk3、最近強くな…
  • 10
    自民大敗、でも石破続投......なら、次の政局はいつ…
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」全長10メートルの生活の魅力を語る
  • 3
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 4
    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…
  • 5
    2027年で製造「禁止」に...蛍光灯がなくなったら一体…
  • 6
    【クイズ】次のうち、和製英語ではないものはどれ?…
  • 7
    渡り鳥の渡り、実は無駄...? 長年の定説覆す新研究
  • 8
    北朝鮮を頼って韓国を怒らせたプーチンの大誤算
  • 9
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶり…
  • 10
    「決して真似しないで」...マッターホルン山頂「細す…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 8
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 9
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中