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プラボウォ氏がインドネシア大統領に就任、汚職根絶や食料・エネ自給を訴える

2024年10月21日(月)07時45分

 10月20日、インドネシアで2月の大統領選に当選した前国防相のプラボウォ氏(左)が、第8代大統領に正式就任した。右はジョコ前大統領。ジャカルタで撮影(2024年 ロイター/Ajeng Dinar Ulfiana)

[ジャカルタ 20日 ロイター] - インドネシアで2月の大統領選に当選した前国防相のプラボウォ氏(73)が20日、第8代大統領に正式就任した。

ジャカルタの国民協議会議事堂での就任宣誓後の演説では、汚職の根絶と食料やエネルギーの自給体制強化を訴えた。

人権侵害に関与した疑いがあり、過去に2回の大統領選で敗北していたプラボウォ氏は、全国民のための大統領になると強調。その上で「われわれは常に、国民が自由な国家であることを意識しなければならない。国民は貧困や飢餓、無知、抑圧、苦痛から解放される必要がある」と述べた。

異なる意見は敵意なしに表明され、憎悪を伴わずに議論を戦わせるべきだとも指摘。食糧自給については5年以内に達成可能だと語り、エネルギー自給を確立も約束した。

副大統領には、2期10年の任期を全うしたジョコ前大統領の長男、ギブラン氏が就任した。

21日に就任する閣僚では外相に国軍出身のスジョノ氏が起用され、経済関係の大半はジョコ氏時代のメンバーが留任する。

ロイター
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