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ウクライナの地雷と不発弾の除去に一段の支援を呼びかけ=首相

2024年10月18日(金)08時12分

10月17日、ウクライナのシュミハリ首相(写真)は、国土の最大4分の1に埋め込まれた地雷と不発弾の除去に一段の支援を求めた。キーウで9月代表撮影(2024年 ロイター)

[ローザンヌ(スイス) 17日 ロイター] - ウクライナのシュミハリ首相は17日、国土の最大4分の1に埋め込まれた地雷と不発弾の除去に一段の支援を求めた。世界銀行の調査によると、除去には346億ドルの費用がかかる見込みだ。

スイス・ローザンヌで開催された会議で語った。会議はウクライナに金融的な支援をしているスイスが今週開き、出席する約50カ国の当局者が支援策を検討する。

地雷と不発弾の除去は農業生産を大きく向上させ、2022年2月のロシアによる侵攻を受けて避難した数百万人のウクライナ人を帰還させるために必要不可欠だと受け止められている。国連の人権監視団によると、地雷で既に399人の民間人が死亡し、915人が負傷している。

シュミハリ首相は「この課題の規模は本当に巨大だ」とし、「文明世界全体に対し、(地雷と不発弾の)除去のためにウクライナへの支援を拡大するように呼びかける」と述べた。ウクライナは33年までの地雷と不発弾の除去完了を目指しているとし、特に1万人の除去作業員の訓練と、人の約100倍の速さで除去できる機械の構築で支援が必要だと訴えた。

ウクライナのスビリデンコ第1副首相は報道陣に対し、ロシアとの戦闘開始後に既に3万5000平方キロの範囲で地雷と不発弾の除去を完了したと明らかにした。前線に近いウクライナの一部地域は、まだ人道的な除去の対象になっていない。

ロイター
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