米・イスラエル国防相、レバノン作戦とガザ人道危機巡り電話会談
10月16日、オースティン米国防長官(写真)は、イスラエルのガラント国防相と電話会談し、レバノンにおけるイスラエルの作戦と、パレスチナ自治区ガザの人道危機について話し合った。写真は米メリーランド州 アナポリス で8月撮影(2024 ロイター/Kevin Mohatt)
Kanishka Singh
[ワシントン 16日 ロイター] - オースティン米国防長官は16日、イスラエルのガラント国防相と電話会談し、レバノンにおけるイスラエルの作戦と、パレスチナ自治区ガザの人道危機について話し合った。
米国防総省によると、オースティン氏はイスラエルが最近になってガザに入る人道支援物資の量を増やしたことに言及し、悲惨な人道状況に対処する措置を取り続けるようイスラエル政府に求めた。
ブリンケン米国務長官とオースティン氏はガザの人道状況改善に向けた措置を30日以内に講じるよう求める書簡を13日付でイスラエル政府に送付。国防総省の今回の発表文はこの書簡に触れていない。
オースティン氏とガラント氏は、イスラエル防空強化のために米国が配備した先進的なミサイル迎撃システムについても話し合ったという。
また、オースティン氏は、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の安全確保の重要性をガラント氏に強調したとⅩに投稿した。