来年までの戦争終結に「機会」、ゼレンスキー氏が南東欧首脳会議に出席
ウクライナのゼレンスキー大統領(左)は9日、ロシアによるウクライナ侵攻を遅くとも来年までに終結させる機会が現在の戦況で生み出されていると述べた。同日撮影(2024年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS)
Yuliia Dysa
[9日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、ロシアによるウクライナ侵攻を遅くとも来年までに終結させる機会が現在の戦況で生み出されていると述べた。
ゼレンスキー氏はクロアチアのドブロブニクで開かれた第3回ウクライナ・南東欧サミットで「10月から12月にかけて、平和と長期的安定に向けて状況を変化させる真の機会が存在している」とし、「戦場の状況から、遅くとも25年までに戦争を終結させる機会が生み出されている」と述べ、米国を含む重要な同盟国の支援に期待を寄せていると語った。
ただ、こうした機会が存在していると認識する理由については明らかにしなかった。
また、首脳会議に参加した南東欧12カ国に対し、ウクライナの兵器製造への投資を求めたほか、ウクライナの再建に向けた取り組みに参加するよう呼びかけた。