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インドの銀輸入、今年は倍増の見通し 太陽光パネル用や投資需要で
2024年08月26日(月)11時42分
8月23日、インドの今年の銀輸入量は前年からほぼ2倍に拡大する見通し。写真はインドのコチにある港で2014年2月撮影(2024 ロイター/Sivaram V)
Rajendra Jadhav Sherin Elizabeth Varghese
[ベンガルール 23日 ロイター] - インドの今年の銀輸入量は前年からほぼ2倍に拡大する見通し。大手輸入各社が23日に明らかにした。太陽光パネルや電子機器メーカーからの需要や金よりも高収益を見込んだ投資家の買いが輸入を押し上げているという。
昨年のインドの銀輸入量は3625トンだった。銀の大手輸入業者アムラパリ・グループ・グジャラートの最高経営責任者(CEO)、Chirag Thakkar氏は、今年の購入量は6500─7000トンに増加する可能性があると述べた。
政府データによると、今年上半期の銀輸入量は前年同期の560トンから4554トンに急増した。
Thakkar氏は、銀は金よりも高い利回りをもたらすと期待して投資家が購入したため、上半期の需要が「驚異的」になったと述べた。
インドは主にアラブ首長国連邦(UAE)や英国、中国から銀を輸入している。