米副大統領候補討論会、10月1日開催が決定 両候補が同意

米大統領選の民主党副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事（右）と共和党副大統領候補バンス上院議員（左）による討論会が、１０月１日にＣＢＳで行われることが決まった。７月撮影（２０２４年　ロイター/Tom Brenner）

Joseph Ax

［１５日　ロイター］ - 米大統領選の民主党副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事と共和党副大統領候補バンス上院議員による討論会が、１０月１日にＣＢＳで行われることが決まった。ウォルズ氏に続き、バンス氏も日程に同意したとＸに投稿した。

バンス氏はまた、ＣＮＮからの９月１８日の討論会開催の提案も受け入れたことを明らかにし、「米国民は可能な限り多くの討論会を聞く権利がある」と述べた。

しかし民主党側は、第２回の副大統領候補討論会は開催しないとしている。

「ドナルド・トランプ陣営は大統領候補討論会２回と副大統領候補討論会１回の計３回の討論会開催というわれわれの提案を受け入れた」と陣営の広報担当者マイケル・タイラー氏は語った。

ハリス副大統領とトランプ氏は９月１０日にＡＢＣニュースで討論会を行う予定で、タイラー氏は２回目の討論会は１０月に行われると述べた。トランプ陣営は時期を確定しておらず、２回目の討論会の日時と放送局は発表されていない。

トランプ氏は、ハリス氏がバイデン大統領に代わり民主党候補となった後、ＡＢＣの討論会を欠席する可能性を示唆していた。しかし先週、同氏はＡＢＣの討論会に参加することに同意し、９月にもＦＯＸとＮＢＣでさらに２回の討論会を行うことを提案した。

ハリス氏が７月下旬に選挙戦に参入して以来、大統領選は様変わりした。世論調査によると、ハリス氏は激戦州６州でそれまでのトランプ氏の優勢をほぼ帳消しにしている。また、民主党が勢いを取り戻す中、数億ドルの選挙資金を集めている。