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スウィフトさん公演攻撃計画の容疑者、ISに忠誠 爆発物など使用企む

2024年08月08日(木)23時38分

米人気歌手テイラー・スウィフトさんのウィーン公演が中止された事件で、オーストリア公安当局は8日、逮捕された19歳のオーストリア人容疑者が過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓い、爆発物や刃物でファンを襲撃することを計画していたと明らかにした。オーストリアのウィーンで8日撮影(2024年 ロイター/Louisa Off)

[ウィーン 8日 ロイター] - 米人気歌手テイラー・スウィフトさんのウィーン公演が中止された事件で、オーストリア公安当局は8日、逮捕された19歳のオーストリア人容疑者が過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓い、爆発物や刃物でファンを襲撃することを計画していたと明らかにした。

当局によると、主犯格とみられる同容疑者は逮捕後、攻撃の計画について全面的に自白。インターネット上でISのリーダーに忠誠を誓い、攻撃に備えて自宅に化学物質などを保管していたという。

計画に関与したとして、15歳と17歳のオーストリア人の容疑者も7日拘束された。

米ABCは当局筋の話として、オーストリア当局はスウィフトさんのコンサートへの脅威に関する情報を米情報機関から受け取っていたと報じた。

7日中止が発表されたスウィフトさんのコンサートは、8日から3回にわたりウィーンのエルンスト・ハッペル・シュターディオンで行われる予定で、各日約6万5000人の来場が予想されていた。

公安当局者は「現時点では、他のコンサートが明白な脅威にさらされているという情報はない」としている。

ロイター
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