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原油先物は上昇、米利下げを巡るシグナルに注目

2024年07月22日(月)11時02分

 原油先物価格は22日アジア市場序盤の取引で上昇している。6月14日、仏トリゲールの採掘施設で撮影(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

Katya Golubkova

[東京 22日 ロイター] - 原油先物価格は22日アジア市場序盤の取引で上昇している。投資家は9月にも始まると予想される米利下げを巡るシグナルに注目している。

北海ブレント先物は0035GMT(日本時間午前9時35分)時点で0.48ドル(0.57%)高の1バレル=83.10ドル、米WTI先物は0.42ドル(0.52%)高の80.55ドル。

米連邦準備制度理事会(FRB)は7月30─31日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。投資家はFRBが金利を据え置くと予想。年内の利下げシグナルに注目が集まる。

バイデン米大統領は21日、米大統領選挙から撤退する意向を表明し、ハリス副大統領を民主党の大統領選候補として支持すると述べた。

中国の第2・四半期経済成長率が4.7%と予想を下回ったことで、先週は中国の需要に対する懸念が広がり、原油相場の重しとなっている。

中国共産党は21日、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の決定全文を公表した。戦略的産業分野を発展させ、ビジネス環境を改善させるほか、地方の財政難に対応するため、地方政府に配分する税収を拡充する。

ロイター
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