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台湾中銀、デジタル通貨導入のスケジュールは未定
2024年07月08日(月)09時13分
7月7日、台湾中央銀行は、デジタル通貨導入のスケジュールは未定で、その導入過程は「膨大で複雑」になると警告し、来年この問題について公聴会を開き、知識を広める方針を示した。写真は2017年2月、台北で撮影(2024年 ロイター/Tyrone Siu)
[台北 7日 ロイター] - 台湾中央銀行は7日、デジタル通貨導入のスケジュールは未定で、その導入過程は「膨大で複雑」になると警告し、来年この問題について公聴会を開き、知識を広める方針を示した。
台湾中銀はデビットカードやクレジットカードを使わずにデジタルウォレット(電子財布)によって決済できるようにするために、政府が運営するデジタル通貨の試験運用に取り組んでいる。
中銀は、デジタル通貨の導入が多くの人に影響を与えることを考慮すると、この通貨について広く伝えることが必要で、来年には公聴会やフォーラムを開催して知識を広めると説明した。
3月に発表された調査によると、世界経済の98%を占める134カ国が現在、自国通貨のデジタル版を模索しており、その半数余りの国々で開発が進んだ段階か、試験運用あるいは立ち上げ段階にあるという。