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米の駐ロシア大使「民間人の犠牲は遺憾」、ウクライナのクリミア攻撃で

2024年06月25日(火)04時38分

米国防総省は24日、ウクライナが米国から供与された地対地ミサイルでクリミア半島を攻撃したことを巡り、攻撃目標の決定はウクライナが独自に行っているとの見解を示した。クリミア半島セバストポリで2023年9月撮影(2024年 ロイター/REUTERS TV via REUTERS)

[ワシントン 24日 ロイター] - 米国のトレーシー駐ロシア大使は24日、ロシア外務省に対し、いかなる民間人の犠牲も「遺憾」と伝えた。米国務省のミラー報道官が明らかにした。

ロシアは、ウクライナが米国から供与されたミサイルでクリミア半島を攻撃し、子ども2人を含む4人が死亡したことを受け、トレーシー大使を外務省に呼び出し、米国が「ロシアに対してハイブリッド戦争を仕掛け、実際に紛争の当事者となっている」と非難した上で、今回の攻撃は「罰を免れない。報復措置が必ず伴う」と警告した。

ミラー報道官はまた、米国によるウクライナへの武器供給は、ウクライナがクリミアを含む自国の領土の防衛を可能にするためとも述べた。

これに先立ち、米国防総省のディーツ報道官は「ウクライナは独自に攻撃目標を決定し、軍事作戦を実施している」とコメントした。ロシアは、米国が武器を供給し、米軍の軍事専門家がデータを提供し照準を合わせたと非難している。

ロイター
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