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ハマス、人質解放の意向「拒否された」、イスラエルは否定

パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは21日、拘束している人質のうち新たに2人を「人道的理由」で解放する意向だったが、イスラエル側が受け入れを拒否したと主張した。イスラエルは「プロパガンダ」だとして否定した。テルアビブで撮影(2023年 ロイター/Ammar Awad)
[エルサレム 21日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは21日、拘束している人質のうち新たに2人を「人道的理由」で解放する意向だったが、イスラエル側が受け入れを拒否したと主張した。イスラエルは「プロパガンダ」だとして否定した。
ハマスは20日、人質として拘束していた米国人女性とその娘を解放した。
ハマス軍事部門の広報官アブ・ウバイダ氏は、別の2人を解放する意向を20日にカタールに伝えたと説明。米国人2人と同じ手順で22日に解放する用意ができているとした。
イスラエル首相府は声明で「ハマスの誤ったプロパガンダには言及しない」とした上で、「連れ去られ、行方不明になっている全ての人々を帰還させるため引き続きあらゆる措置を講じる」と述べた。