ニュース速報
ワールド
北朝鮮の金氏、建国75年行事参加者と撮影 ロ訪問観測には沈黙

9月11日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(写真右から2人目)は、建国75年記念日の9日の祝賀行事で参加者との記念撮影に応じたが、他の行事は参加を見送った。提供写真(2023年 ロイター/KCNA)
[ソウル 10日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、建国75年記念日の9日の祝賀行事で参加者との記念撮影に応じたが、他の行事は参加を見送った。金氏は近くロシアを訪問すると報じられている。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)は10日、9日の祝賀行事では故金日成主席と故金正日総書記への献花、祝宴、中国代表団のためのコンサート、ロシア軍の合唱・舞踊団による公演などが行われたと伝えた。
金正恩氏は祖父の金日成主席と父の金正日総書記の遺体が安置されている錦繡山太陽宮殿のそばで参加者と記念撮影を行い、「良き日も悪い日も、家庭よりも国家のことを優先する」国民を称賛した。
「愛国者は国力そのものを表す最高の財産だ。朝鮮労働党はこのような人々を頼りにして、建国史上例のない大変革の時代を迎えようとしている」と強調した。
金氏はロシアの極東ウラジオストクを訪れ、プーチン大統領と武器供給やその他の軍事協力について話し合うと見込まれている。当地で10日開幕する東方経済フォーラムの合間に会談する可能性が高いとみられる。
北朝鮮の国営メディアは金氏のロシア訪問について報じていない。ロシア大統領府のペスコフ報道官は9日、金氏の訪問について「何も話すことはない」と述べた
*カテゴリーを追加し再送します。