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トランプ氏側近のナウタ氏、機密文書持ち出し事件で無罪主張

私邸への機密文書持ち出し事件で起訴されたトランプ前米大統領の側近のウォルト・ナウタ氏は10日、機密文書を回収しようとした捜査官を欺いたとする連邦政府の追加告発に対し無罪を主張した。 写真は8月10日、米フロリダ州の裁判所に出廷するナウタ氏(2023年 ロイター/Marco Bello)
[フォートピアース(米フロリダ州) 10日 ロイター] - 私邸への機密文書持ち出し事件で起訴されたトランプ前米大統領の側近のウォルト・ナウタ氏は10日、機密文書を回収しようとした捜査官を欺いたとする連邦政府の追加告発に対し無罪を主張した。
ナウタ氏はフロリダ州の連邦判事に対し、司法妨害罪と虚偽供述罪について無罪を主張した。
トランプ前米大統領の疑惑を捜査するジャック・スミス特別検察官はナウタ氏のほか、フロリダ州にあるトランプ氏の私邸マールアラーゴの保守作業員、カルロス・デ・オリベイラ氏がトランプ氏と共謀し、政府機密を含む文書の保管を巡る1年にわたる捜査を妨害したと指摘。
オリベイラ氏もこの日、ナウタ氏と共に出廷したが、フロリダ州の弁護士資格を持つ弁護士がまだいないとし、無罪の主張などは行わなかった。