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スペイン第1四半期GDP、前期比0.6%増 コロナ前の水準回復
2023年06月23日(金)19時07分
[マドリード 23日 ロイター] - スペイン国家統計局が23日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)確報値は前期比0.6%増加した。ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥る中でプラス成長を確保した。
速報値の0.5%増から小幅に上方修正された。
経済省は声明で、GDPが新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻ったことが確認されたと指摘した。
国内消費が予想を上回ったほか輸出も堅調で、観光業も予想以上に回復した。
前年同期比では4.2%増加。速報値は3.8%増だった。
2022年第4・四半期の成長率も若干上方修正された。
第1・四半期は輸出が引き続き成長をけん引し、8四半期連続で10%以上の伸びを記録した。
インフレと利上げが家計に重しとなり内需は過去数四半期、減速する兆しが見られていたが、第1・四半期は速報値から上方修正された。
国内経済の70%以上を占めるサービス部門は予想以上に好調で、外食と小売りは前年比10%拡大した。
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