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中東・中央アジア、今年は成長鈍化へ 構造改革必要=IMF

5月3日、国際通貨基金(IMF)は、発表した地域経済見通しで、今年の中東、北アフリカ、中央アジアの経済成長ペースは鈍化し、構造改革加速の必要性が浮き彫りになるとの見通しを示した。写真はIMFのロゴ。ワシントンで2018年9月撮影(2023年 ロイター/Yuri Gripas)
[ドバイ 3日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、3日に発表した地域経済見通しで、今年の中東、北アフリカ、中央アジアの経済成長ペースは鈍化し、構造改革加速の必要性が浮き彫りになるとの見通しを示した。
中東・中央アジア地域の今年の実質国内総生産(GDP)伸び率は2.9%と昨年の5.3%から伸びが鈍化するものの、24年には3.5%に改善する見通しという。
中東・北アフリカ地域は3.1%と昨年の5.3%から減速し、コーカサス・中央アジア地域も4.2%と同4.8%から伸びが縮小するという。
IMFのジハード・アズール中東・中央アジア局長はロイターに、「不透明性が高く、地域の見通しに影響しているリスクが多数存在する。世界的なリスク、分断に関連するリスクなどがあるが、一部は特定の国々の多額な債務に起因している」と述べた。
リポートは、地域全体にわたって金融・財政政策が引き締められ金融状況も引き締まっており「潜在成長力の押し上げと耐性強化に向けた構造改革の必要性が示されている」と指摘した。