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米テスラのマスク氏、大統領府高官と対談 EV生産促進で

1月27日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、ワシントンのホワイトハウスでバイデン政権の高官2人と会談し、EV生産を推進し、米国の自動車ネットワークの電動化を加速するための協力のあり方について議論した。米首都ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 27日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は27日、ワシントンのホワイトハウスでバイデン政権の高官2人と会談し、EV生産を推進し、米国の自動車ネットワークの電動化を加速するための協力のあり方について議論した。
マスク氏と会談したのは、気候変動対策を担当する大統領上級顧問、ジョン・ポデスタ氏と、ランドリュー・インフラ調整官。
ホワイトハウス報道官は「ポデスタ氏とランドリュー氏はマスク氏と会談し、電動化を巡る目標の共有と、超党派でのインフラ投資・雇用法およびインフレ抑制法(IRA)がいかにEV生産や充電、幅広い電動化の目標を促進できるかについて話し合った」と説明した。
テスラは現在、EVの購入者に与えられる税金補助の恩恵を受けている。テスラを購入した米国の消費者は、2022年8月に可決された4300億ドルのIRAに基づき、今月再び最大7500ドルの税額控除を受けることができるようになった。