ニュース速報

ワールド

ロシアの一連の行動、国連が抱える問題を改めて提起=官房長官

2022年12月27日(火)12時17分

 12月27日、 松野博一官房長官(写真)は閣議後会見で、ウクライナ外務省が26日にロシアの国連からの追放と安保理常任理事国の地位剥奪を加盟国に呼び掛けたことに関連し、ウクライナ侵攻を続ける「ロシアの一連の行動は、国連が抱える問題を改めて提起するものだ」と指摘した。資料写真、2021年10月(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 27日 ロイター] - 松野博一官房長官は27日の閣議後会見で、ウクライナ外務省が26日にロシアの国連からの追放と安保理常任理事国の地位剥奪を加盟国に呼び掛けたことに関連し、ウクライナ侵攻を続ける「ロシアの一連の行動は、国連が抱える問題を改めて提起するものだ」と指摘した。日本として、今後も国連・安保理改革の実現に全力を挙げていくと語った。

松野長官は「国際社会の平和と安全に大きな責任を持つ常任理事国であるロシアの暴挙は、新たな国際秩序の枠組みの必要性を示している」と述べた。日本が2023年に主要7カ国(G7)議長国、国連の非常任理事国になることを踏まえ、安保理改革などの課題に積極的に対応していく考えを示した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国外務省、EUに協力呼びかけ 「世界的な課題」巡

ビジネス

英サービスPMI、1月50.8に低下 スタグフレー

ワールド

ロシア、トランプ氏の発言歓迎 ウクライナのNATO

ビジネス

日産、ホンダとの統合協議を白紙に 取締役会が方針確
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 2
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 5
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 6
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 7
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 8
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 9
    AIやEVが輝く一方で、バブルや不況の影が広がる.....…
  • 10
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 7
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 8
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 9
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 10
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中