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米最高裁、連邦政府の権限を制限 発電所の温室効果ガス規制巡り
2022年07月01日(金)02時11分
米連邦最高裁は30日、発電所の温室効果ガス排出量削減を巡り、連邦政府が包括的な規制を設定する権限を制限する判断を下した。26日撮影(2022年 ロイター/Elizabeth Frantz)
[ワシントン 30日 ロイター] - 米連邦最高裁は30日、発電所の温室効果ガス排出量削減を巡り、連邦政府が包括的な規制を設定する権限を制限する判断を下した。気候変動対策に取り組むバイデン大統領にとって打撃となる。
保守派判事6人が判断を支持、リベラル派判事3人が反対した。
米環境保護局(EPA)とホワイトハウスは最高裁の判断を精査し、既存の法律の下、温暖化ガス排出問題に対応する方策を模索するとした。ホワイトハウスの報道官は「バイデン大統領は公衆衛生を擁護し、気候変動危機に取り組むために、法で定められた権限を行使することを辞さない」とコメントした。
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