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パキスタン株・通貨が上昇、燃料補助金廃止でIMFの支援再開へ

2022年05月27日(金)18時04分

[カラチ 27日 ロイター] - パキスタンが燃料補助金を廃止し、国際通貨基金(IMF)による支援が再開される見通しとなったことを受けて、27日のパキスタン株式市場は2%以上上昇した。

パキスタン政府はIMFと燃料補助金の廃止などで合意し、26日夜に燃料価格引き上げを発表した。これにより2019年に決定した60億ドルの財政支援の再開が可能になった。

BMAキャピタル・マネジメントのエグゼクティブディレクター、サード・ハシュミー氏は「政府の燃料補助金廃止に市場は反応している」と指摘。「経済の課題に取り組む政府の決意を示しており、IMFなどからの資金調達に道を開く」との見方を示した。

0544GMT現在、主要株価指数は2.26%高。市場関係者によると、パキスタンルピーは対ドルで反発している。

ロイター
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