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北朝鮮が核・長距離ミサイル実験再開なら即座に危機=韓国大統領

韓国の文在寅大統領は、北朝鮮が核実験や長距離ミサイル実験を再開すれば、朝鮮半島は「即座に」危機に陥ると述べ、そうした事態を回避する措置が必要だと強調した。写真は、2022年1月16日にドバイで講演する同大統領。(2022年 ロイター/Christopher Pike)
[ソウル 10日 ロイター] - 韓国の文在寅大統領は、北朝鮮が核実験や長距離ミサイル実験を再開すれば、朝鮮半島は「即座に」危機に陥る可能性があると述べ、そうした事態を回避する措置が必要だと強調した。
10日公表のメディアとの書面インタビューで「北朝鮮による一連のミサイル発射が長距離ミサイル実験の一時停止(モラトリアム)撤回に至れば、朝鮮半島は5年前の危機状態に即座に戻る可能性がある」と述べた。
その上で「粘り強い対話や外交を通じてそうした危機を防ぐことが、関係各国の政治指導者がともに果たすべき責務だ」とした。
文氏は、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との首脳会談や、朝鮮戦争の終戦宣言が5月までの自身の任期中に実現する可能性は低いと認めた。
ただ、米韓は終戦宣言の文案で合意しているとしたほか、全ての関係国が危機回避を望むなら、米朝首脳会談は「単に時間の問題」だと指摘。「対話が唯一の問題解決方法であるため、バイデン米大統領と金総書記の会談はいずれ行われるだろう」と述べた。
文氏は休戦状態にある朝鮮戦争の正式な終結を訴えてきた。これについて「少なくとも終戦宣言の機が熟した状態で次期政権に引き継ぎたい」と語った。