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中南米・カリブ地域、コロナ死者が50万人超え
2020年12月30日(水)14時08分
新型コロナウイルスによる中南米・カリブ海地域の死者が29日に50万人を超え、感染者の累計は1500万人を突破した。ブラジルのサンパウロで21日撮影。(2020年 ロイター/Amanda Perobelli)
[ブラジリア 29日 ロイター] - 新型コロナウイルスによる中南米・カリブ海地域の死者が29日に50万人を超え、感染者の累計は1500万人を突破した。ロイターが各国政府の報告を集計して分かった。
死者の33%強はブラジルで発生。同国の過去24時間の新規感染者は5万8718人だった。死者は1111人で、1日当たりとしては9月15日以来の水準。
またメキシコも地域の死者全体の25%強を占めている。首都メキシコ市では入院者の増加が続き、ロックダウンに準じた規制を実施せざるを得なくなった。
メキシコは29日、死者が990人増えて12万3845人に達したと発表。感染者は1万2099人増の140万1529人となった。
各国の保健当局は、既に限界に達しつつある医療体制に年末年始の祝賀行事がさらなる重圧を加える事態を懸念している。
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