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米共和上院トップ、コロナ対策で「前向きな動きも」 合意不透明
米共和上院トップのマコネル院内総務は3日、 新型コロナウイルス追加経済対策を巡ってやや前向きな動きも見られるとする一方、合意の時期については明言を避けた。1日代表撮影(2020年 ロイター)
[ワシントン 3日 ロイター] - 米共和上院トップのマコネル院内総務は3日、 新型コロナウイルス追加経済対策を巡ってやや前向きな動きも見られるとする一方、合意の時期については明言を避けた。
野党の民主党側に「過去数日間、いくらか期待が持てるような兆しもうかがえ心強い」と指摘。同時に民主党の提案を引き続き批判した。
これに対し、民主上院トップのシューマー院内総務は「世代的な危機に直面しているのに、マコネル氏には何かを成し遂げるために妥協する気がないようだ」と応じた。
こうした中、共和下院トップのマッカーシー院内総務は、選挙が終了していることから、コロナ法案を可決できると一層楽観的に感じていると述べた。
超党派グループが発表した9080億ドル規模のコロナ法案について、ペロシ下院議長とシューマー氏は2日、交渉のたたき台になるとの見方を表明。共和党のルビオ上院議員はFOXニュースに対し、9080億ドルは「手始めとしては良い」が、中小零細企業を支援するためには多少ながらもっと資金が必要との考えを示した。