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トランプ氏「北朝鮮は大きな問題」、安倍氏と制裁強化で合意

2017年05月27日(土)02時22分

 5月26日、トランプ米大統領(写真右)は、主要7カ国(G7)首脳会議前に安倍首相(左)と会談し、北朝鮮は「大きな問題」だがいずれ解決すると述べた。タオルミーナで撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

[タオルミーナ(イタリア) 26日 ロイター] - トランプ米大統領と安倍晋三首相は26日、主要7カ国(G7)首脳会議前に会談し、核兵器や弾道ミサイルの開発を続ける北朝鮮への制裁を拡大することで合意した。ホワイトハウスが発表した。

トランプ大統領は記者団に対し、北朝鮮は「大きな問題」だがいずれ解決すると指摘。「気がかりなことが非常に多い。大きな問題で世界的な問題だが、いずれ解決することは間違いない」と述べた。

側近によると、会談の大半が北朝鮮問題に費やされた。

ホワイトハウスは声明で「トランプ大統領と安倍首相は、北朝鮮の弾道ミサイル・核開発を支援した組織の特定など、制裁強化に向けた協力で一致した」と指摘。

「北朝鮮による脅威の抑止・防衛能力向上に向け、日米同盟を一層強固なものにすることでも合意した」としている。

ティラーソン米国務長官は今月、北朝鮮に対する既存の制裁措置の履行を各国に求めるとともに、北朝鮮と取引を続ける外国企業を標的とした二次的制裁も辞さない構えを示した。北朝鮮の主要貿易相手国は中国で、二次的政策は中国企業が標的となる公算が大きい。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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