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原油先物が年初来高値を更新、米備蓄減少見通しと供給懸念で

2016年06月08日(水)07時11分

6月7日、米ニューヨーク時間午前の取引で原油先物相場はドル安とナイジェリアの産油量減少が追い風となり、年初来高値を更新した。写真は2014年10月、米カリフォルニア州の油田で(2016年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 7日の原油先物相場は1%超上昇し、年初来高値を更新した。米原油先物の清算値は約1年ぶりに1バレル50ドルを上回った。国内の備蓄が減少するとの見方に加え、ナイジェリアのパイプライン施設への攻撃に伴う世界的な供給不足への懸念が手掛かり。

ロイター調査によると、米原油備蓄は先週に270万バレル減少したもよう。減少は3週連続。

米原油先物の清算値は前日比0.67ドル(1.4%)高の1バレル=50.36ドル。清算値ベースで50ドルを上回るのは昨年7月以来。取引時間中には昨年10月以来の高値となる50.53ドルを付けた。

北海ブレント先物の清算値は0.89ドル(1.8%)高の1バレル=51.44ドル。清算後の取引では昨年10月以来の高値となる51.54ドルを付けた。

*内容を追加しました。

ロイター
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