ニュース速報

ワールド

北朝鮮はいつでも核ミサイル発射可能、攻撃あれば反撃=駐英大使

2015年03月21日(土)14時48分

 3月20日、北朝鮮の玄鶴峰駐英大使は20日、北朝鮮はいつでも核ミサイルを発射することができ、攻撃を受けた場合は反撃すると述べた。写真は北朝鮮の国旗。昨年10月、ジュネーブで撮影(2015年 ロイター/Denis Balibouse)

[ロンドン 20日 ロイター] - 北朝鮮の玄鶴峰駐英大使は20日、北朝鮮はいつでも核ミサイルを発射することができ、攻撃を受けた場合は反撃すると述べた。

同大使は英スカイニューズのインタビューで、「米国は核兵器による攻撃が行える唯一の国ではない」と発言。スカイニューズの、これは北朝鮮は現在、核ミサイルを発射する能力をもっているということかとの質問に対し、「いつでも発射できるということだ」と答えた。

そのうえで「米国が北朝鮮を攻撃すれば、われわれは反撃する。われわれは通常兵器による攻撃には通常兵器で、核兵器による攻撃には核兵器で反撃する。われわれは戦争は望まないが、戦争を恐れてはいない」と述べた。

また、米国と韓国による合同軍事演習は挑発的として、非難した。

北朝鮮は1993年に核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言している。

*写真を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2015 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:イスラエル軍の秘密情報部隊が関与か、ヒズ

ワールド

豪8月就業者数は予想上回る、失業率横ばい 労働市場

ワールド

自社製品か確認できずとアイコム、レバノンの無線機爆

ワールド

深セン日本人学校の児童死亡、中国に安全確保強く求め
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に高まる【新たな治療法】の期待
  • 2
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁断の韓国ドラマ」とは?
  • 3
    「ポケットの中の爆弾」が一斉に大量爆発、イスラエルのハイテク攻撃か
  • 4
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 5
    浮橋に集ったロシア兵「多数を一蹴」の瞬間...HIMARS…
  • 6
    「トランプ暗殺未遂」容疑者ラウスとクルックス、殺…
  • 7
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 8
    地震の恩恵? 「地震が金塊を作っているかもしれない…
  • 9
    岸田政権「円高容認」の過ち...日本経済の成長率を高…
  • 10
    米大統領選を左右するかもしれない「ハリスの大笑い」
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 3
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢な処刑」、少女が生き延びるのは極めて難しい
  • 4
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 5
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 6
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁…
  • 7
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 8
    エリザベス女王とフィリップ殿下の銅像が完成...「誰…
  • 9
    ウィリアムとヘンリーの間に「信頼はない」...近い将…
  • 10
    世界に離散、大富豪も多い...「ユダヤ」とは一体何な…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 4
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 5
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 6
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 7
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 8
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 9
    止まらない爆発、巨大な煙...ウクライナの「すさまじ…
  • 10
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中