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英労働党、スコットランド民族党との連立否定

2015年03月17日(火)09時38分

 3月17日、英野党・労働党のミリバンド党首は16日、5月7日の下院の総選挙後に、スコットランド民族党(SNP)と連立を組む可能性を否定した。写真は、英労働党のミリバンド党首、2月撮影(2015年 ロイター/Neil Hall)

[ロンドン 16日 ロイター] - 英野党・労働党のミリバンド党首は16日、5月7日の下院の総選挙後に、スコットランド民族党(SNP)と連立を組む可能性を否定した。

ミリバンド党首は「労働党はSNPと連立政権を組むつもりはない。労働党が政権をとっても、SNPの閣僚は入れない」と明言した。

ただ、非公式ベースで協力する可能性については否定しなかった。

昨年実施されたスコットランド独立の是非を問う住民投票では、英国残留が決まったが、それ以来SNPへの支持は大幅に拡大している。

今回の総選挙では、与党・保守党と野党・労働党の2大政党の支持率がほぼ拮抗している。こうしたなか、SNPがキャスティングボードを握る可能性が指摘されており、財界などでは警戒感が広がっている。

ロイター
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