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なるべく早い時期に渡米して意見交換したい=米関税で武藤経産相
2025年02月21日(金)10時04分
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2月21日、武藤容治経産相(写真)は閣議後会見で、米国の関税政策を巡って「なるべく早い時期に渡米して、カウンターパートと意見交換したい」と述べた。2024年10月、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Ritsuko Shimizu
[東京 21日 ロイター] - 武藤容治経産相は21日の閣議後会見で、米国の関税政策を巡って「なるべく早い時期に渡米して、カウンターパートと意見交換したい」と述べた。ただ、現時点で決まった日程はないという。
また「産業界の声を聞くことが重要」とし、来週早々にも鉄鋼・アルミ・自動車業界からの声を聞く考えを明らかにした。
報復関税の可能性については「この場で発言することは控えたい。報復関税だと違った形で動き出すことになる。慎重に、しっかりと国益を守れる形でやっていきたい」とし、「どういう形で日本に影響があるのかを精査しなければならない。日本のメーカーの話も聞き、対応を含めて向こう(米国)と折衝していかなければならない」と述べた。