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米新規失業保険申請、1.1万件増の21.9万件 小幅に増加

2025年02月07日(金)02時18分

米労働省が6日発表した2月1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万1000件増の21万9000件だった。2021年9月、米ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)

Lucia Mutikani

[ワシントン 6日 ロイター] - 米労働省が6日発表した2月1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万1000件増の21万9000件だった。緩やかに増加し、労働市場の状況が徐々に緩和しているとの見方と整合的だが、失業者にとっての就職機会は少なくなってきている。

エコノミスト予想は21万3000件だった。

季節調整前の申請件数は1万1370件増加して23万9690件。ニューヨーク州で4092件急増した。カリフォルニア州でも3999 件増加した。これはロサンゼルスでの火災の影響が多少残っているためと思われる。一方、ニュージャージー州では1343件減少した。

労働市場の耐性は経済拡大の原動力であり、米連邦準備理事会(FRB)当局者がトランプ政権の財政・貿易・移民政策の影響を見極めるまで利下げを一時停止する余地を与えている。

1月25日までの1週間の継続受給件数は3万6000件増の188万6000件だった。

今回のデータは1月の雇用統計の調査期間と重なっていない。

また世界的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国に本拠を置く企業が1月に発表した人員採用計画は6089人と、前月から24%減少した。前年比では13%増加した。

ロイター
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