メガ3行の4─12月純利益、過去最高の通期計画上回る勢い 利上げなど背景
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)をはじめとする3メガバンクの決算が好調を維持している。写真は、3行の看板。2018年4月、東京で撮影(2025年 ロイター/Toru Hanai)
Miho Uranaka
[東京 4日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)をはじめとする3メガバンクの決算が好調を維持している。MUFGが4日に公表した24年4-12月期の連結純利益は、前年同期比34.7%増の1兆7489億円で、MUFG発足以来の利益規模の大きさとなった。日銀による利上げも背景に3メガバンクともに、過去最高を更新するとされている今期計画を上回る勢いで推移している。
MUFGの4─12月期の連結純利益の通期予想1兆7500億円に対する進捗率は99.9%。第4・四半期(25年1─3月)について原隆行CFO(最高財務責任者)室長は、顧客部門の収益や政策株売却益などの堅調な推移を予想しているが、将来の収益力強化のため外債を中心とした債券ポートフォリオの組み換えを想定しており、通期の見通しは据え置いたと説明した。
IBESがまとめたアナリスト14人の通期純利益の予測平均値は1兆8410億円だった。
同時に示した2024年10ー12月期の連結純利益は、前年同期比32.4%増の4907億円だった。金利上昇やM&A(合併・買収)やMBO(経営陣による買収)などの旺盛な資金需要を背景に顧客部門の収益が増加したほか、政策株の売却益なども貢献した。
三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループの24年4─12月期純利益も過去最高となった。みずほFGは通期計画の8200億円を9カ月累計で超えてきたが、第4・四半期(25年1-3月)に「将来に向けて盤石な財務基盤を整える対応を行う」(財務部)として、計画を据え置いた。
三井住友FGについては、9カ月累計の純利益として初めて1兆円を超え、通期見通し1兆1600億円に対する進捗率は98%に上った。
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