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再送三菱重が上方修正、電力需要でガスタービン好調 防衛受注残も消化

2025年02月04日(火)15時18分

  2月4日、三菱重工業は2025年3月期の連結業績見通し(国際会計基準)を上方修正し、本業のもうけを示す事業利益を従来予想の3500億円から3800億円(前年比34.5%増)へ引き上げた。ガスタービンの事業が好調なほか、防衛・宇宙が上振れる。写真は同社のロゴ。2022年12月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

(本文1段落目の余分な文字を削除しました)

Nobuhiro Kubo

[東京 4日 ロイター] - 三菱重工業は4日、2025年3月期の連結業績見通し(国際会計基準)を上方修正し、本業のもうけを示す事業利益を従来予想の3500億円から3800億円(前年比34.5%増)へ引き上げた。受注高から純利益まで、全て過去最高を更新する。

電力需要の高まりでガスタービンの引き合いが強いほか、積み上がった防衛事業の受注を順調に消化していることなどを織り込んだ。IBESがまとめたアナリスト15人の予測平均値3906億円には届かなかった。

将来の売り上げにつながる通期の受注高予想は、6兆円から6兆4000億円へ引き上げた。ガスタービンで3000億円、製鉄機械で1000億円上振れる。

24年4─12月期の連結業績も、受注高から純利益まで全て過去最高を更新した。事業利益は前年同期比38.2%増の2647億円だった。

ロイター
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