マネタリーベース、1月は前年比2.5%減 2年ぶりのマイナス幅
2月4日、日銀が発表した1月のマネタリーベースの平均残高は、前年比2.5%減の651兆1079億円だった。写真は円紙幣。2011年8月撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao)
Tetsushi Kajimoto
[東京 4日 ロイター] - 日銀が4日発表した1月のマネタリーベースの平均残高は、前年比2.5%減の651兆1079億円だった。国債買い入れ減額方針の下、日銀当座預金が4カ月連続で減少し、マネタリーベースの水準も5カ月連続で前年比マイナスとなった。
平均残高のマイナス幅は、3.8%減だった2023年1月以来の大きさ。金額ベースでも23年2月以来の低水準となった。当座預金は23年1月に記録した5.2%減以来の大幅な減少で、金額も23年2月以来の水準まで減った。
内訳は、日銀当預が3.0%減の524兆3109億円、そのうち準備預金は0.6%増の473兆4271億円。紙幣は0.6%減の 122兆1052億円、貨幣は1.4%減の4兆6918億円だった。
マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計額で、日銀が供給する通貨を表す。
日銀は昨年7月の金融政策決定会合で、国債買い入れ額をそれまでの月6兆円程度から、2026年1─3月に同3兆円に減らす方針を決めた。原則として、4半期ごとに4000億円ずつ減額する予定。
「異次元緩和」で積極的に国債を購入してきた日銀のバランスシートは、対名目国内総生産(GDP)比で約120%と高い水準にある。GDP比で半分以下に低下させている欧米の主要中銀とは対照的。
SⅯBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは、日銀は27年末まで資産買い入れを続けた後、ようやくバランスシート縮小が加速するので、向こう2年間は保有資産が高止まりするとみる。金融政策の正常化には「(黒田東彦総裁時代に進めた)緩和以前に戻るには10年以上、20年かかってもおかしくない」と話す。
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