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インドネシア貿易黒字、12月は22億ドルに減少 予想下回る

2025年01月15日(水)14時56分

[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシア統計局が15日発表した2024年12月の貿易収支は22億4000万ドルの黒字となった。輸入が急増する一方、輸出の伸びが予想を下回り、黒字額は市場予想に届かなかった。

ロイター調査によると、市場予想は37億9000万ドルの黒字だった。11月の黒字は43億7000万ドルに下方改定された。

インドネシア中央銀行はこの日、政策会合を開いている。別のロイター調査によると、金融市場のボラティリティー拡大で通貨ルピアが下落する中、金利据え置きが予想されている。

12月の輸出は前年比4.78%増の234億6000万ドル。市場予想は7.38%増だった。

パーム油製品の輸出は前年比30%増加したが、石炭は10.4%減少した。

輸入は11.07%増の212億2000万ドルで、市場予想の4.84%増を上回った。

24年の輸出は前年比2.29%増の2647億ドル、輸入は5.31%増の2336億6000万ドル。貿易収支は310億4000万ドルの黒字で、黒字額は23年の368億9000万ドルから減少、4年ぶりの低水準となった。

非石油・ガスの貿易黒字は対米国が最大で168億4000万ドルだった。対中国は114億1000万ドルの赤字となった。

ロイター
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