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情報BOX:パウエル米FRB議長の発言要旨

2024年12月05日(木)05時24分

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は4日、ニューヨークタイムズ紙主催のイベントでインタビューに応じた。2013年7月撮影(2024年 ロイター/Jonathan Ernst)

[4日 ロイター] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は4日、ニューヨークタイムズ紙主催のイベントでインタビューに応じた。主な発言は以下の通り。

*米国経済は極めて良好な状態にある

*金融政策の現状に極めて満足している

*失業率は依然として非常に低く、インフレを巡る状況も進展している

*経済は堅調であり、この状態が続かない理由はない

*FRBは、インフレを抑制しながらも労働市場を阻害しないよう、 政策がそれほど制約的でない中間的な立場を模索している

*関税政策に関しては不確定要素が多すぎるため、FRBは対応政策を開始する段階にない

*財務省が責任を担う為替政策について、FRBはコメントしない

*米財政は持続不可能な道を歩んでいる、歳出入の調整が必要

*FRBの金融政策は物価安定に焦点、政府債務や財政赤字を考慮することはできない

*FRBは物価と雇用安定の使命を達成するためにその手段を使う、財政政策からは距離置く

*ビットコインは投機資産として利用されており、米ドルではなく金と競合

*世界中で地政学的リスクが高まっている

*米経済全体は堅調でも低・中所得世帯には圧力がかかっている

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

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