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トムソン・ロイター、第3四半期は売上高が予想上回る 生成AI投資が奏功

2024年11月06日(水)00時18分

ニュース・情報サービスのトムソン・ロイターが5日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。2019年8月撮影(2024年 ロイター/Toby Melville)

[5日 ロイター] - ニュース・情報サービスのトムソン・ロイターが5日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。生成人工知能(AI)への継続的な投資が奏功した。

第3・四半期売上高は8%増の17億2000万と、LSEGがまとめたアナリスト予想を小幅上回った。1株当たり調整後利益は0.80ドル。市場予想は0.76ドルだった。

主要業務である法務、税・会計の売上高は9%増加。ロイターニュースの売上高は10%増加。買収と生成AI関連のライセンス収入が寄与した。

24年通年のオーガニック売上高(為替変動や買収の影響を除いた売上高)見通しは約7%増とし、従来予想の約6.5%増から引き上げた。

同社は2024年にAI投資として2億ドル超を費やしているとした。また、27年までに潜在的な買収に約100億ドルを投じる予定。

マイケル・イーストウッドの最高財務責任者(CFO)はインタビューで、生成AIへの投資が事業にもたらす価値を追跡する方法を導入する予定とした上で、約60億ドルの年間契約総額(契約の総額を年単位で分割したもの)のうち、約15%が現在、生成AIから得られていると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

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