米アルコア、アルミに「極めて強気」 エネルギー移行がけん引
10月30日、米アルミニウム最大手アルコアのウィリアム・オプリンガー最高経営責任者(CEO)は、アルミについて「極めて強気」だと述べた。写真は米テネシー州 にある同社のアルミニウム工場。2014年4月撮影(2024 ロイター/Wade Payne)
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[シドニー 30日 ロイター] - 米アルミニウム最大手アルコアのウィリアム・オプリンガー最高経営責任者(CEO)は30日、アルミについて「極めて強気」だと述べた。銅からの代替を含むエネルギー移行が需要増をけん引しているという。
シドニーで行われた会議で「今後はこのエネルギー移行が需要増をけん引するだろう」と述べ、銅の需要が供給を上回る見通しの中、アルミは一部用途ですぐに代替できるため需要が伸びるとの予想を示した。
また、大きなトレンドでアルミ需要が毎年3─5%押し上げられていると指摘。「これに、中国が導入した上限維持など業界における供給変化を考えると、アルミ市場は世界的に大幅に強化されるだろう」と述べた。
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