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アマゾンの週5日出社義務は妥当=AWSトップ

2024年10月18日(金)08時10分

 米アマゾン・ドット・コムのクラウド部門AWSのマット・ガーマン最高経営責任者(CEO)は10月17日、論争を呼んでいる従業員への週5日出社指示について、その妥当性を改めて主張した。3月20日、パリで撮影(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

[17日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムのクラウド部門AWSのマット・ガーマン最高経営責任者(CEO)は17日、論争を呼んでいる従業員への週5日出社指示について、その妥当性を改めて主張した。

アマゾンは現在週3日出社を義務付けているが、9月にアンディー・ジャシーCEOが「発明や協力、相互の意思疎通」のために来年1月から週5日出社に切り替えると表明している。

これに対して多くの従業員からは、通勤時間が無駄になる、あるいは外部機関のデータではオフィス勤務のメリットが裏付けられていないといった不満の声が上がった。

しかしガーマン氏は「この方針変更にかなり期待感を抱いている」と述べた上で、自身が話をした従業員10人のうち9人は週5日出社に賛同したと明かした。

同氏は、週3日出社ではアマゾンが追求する目標を達成するのが難しいと指摘。「週5日出社の環境で働きたくない人は、別の企業が至るところにある。面白い製品を本当に開発したい場合に、対面ではない職場でわれわれにそれができるという光景を今まで見たことはない」と訴えた。

アマゾンの広報担当者はコメントを拒否した。

ロイター
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