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米バークシャー、BofA株を追加売却 売却総額100億ドル超に

2024年10月09日(水)09時24分

 10月8日、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは保有する米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)株の売却をさらに進め、7月以降の売却総額は100億ドル超となった。7日夜の当局への提出書類で分かった。ニューヨークで2023年7月に撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Niket Nishant Manya Saini

[8日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは保有する米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)株の売却をさらに進め、7月以降の売却総額は100億ドル超となった。7日夜の当局への提出書類で分かった。

バークシャーは2011年にBofAへの投資を開始。今年7月時点の保有比率は13.1%(約450億ドル相当)だったが、今回の売却で10.1%に低下した。

米景気後退の可能性が懸念され、銀行業界の見通しが依然として不透明な中、バフェット氏による保有株売却はBofAの他の株主に不安をもたらしているようだ。

バークシャーが7月に売却を開始して以降、BofA株は7%近く下落。一方、同機関にJPモルガン・チェースは0.5%上昇、KBW銀行指数は2%近く上昇している。

バフェット氏は売却の理由を明らかにしていない。バークシャーはコメントの要請に応じていない。BofAはコメントを控えた。

ロイター
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