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印オラ・エレクトリック、9月販売が今年最低 シェア5カ月連続低下
2024年10月02日(水)10時54分
ソフトバンクグループが出資するインドの電動二輪車大手オラ・エレクトリックの9月の月次販売台数が今年最低となった。写真は2023年8月、インドのタミル·ナードゥ州で撮影(2024年 ロイター/VarunVyas Hebbalalu)
Nandan Mandayam
[1日 ロイター] - ソフトバンクグループが出資するインドの電動二輪車大手オラ・エレクトリックの9月の月次販売台数が今年最低となった。政府のデータで明らかになった。より規模の小さい同業他社との競争やサービス体制を巡る問題などにより同社の優位性が低下している。
9月の販売台数は2万3965台と、2カ月連続で前月比減少を記録した。販売台数の減少に伴い、市場シェアは4月の50%強から5カ月連続で低下し、9月は27%となった。
この期間、競合するTVSモーターは5カ月連続で、バジャージ・オートは3カ月連続でそれぞれシェアを伸ばし、オラとの差を縮めた。
アナリストは、オラのリードが縮まっているのは競合勢がオラに近い価格の新モデルを発売しているとともに、オラのサービス網の問題で未対応案件が山積みになっていることが理由と分析している。