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キャセイのA350型機のエンジン問題、燃料ホース破損が原因=香港当局
2024年09月19日(木)17時47分
9月19日、 香港のキャセイパシフィック航空のエアバスA350型機で起きたエンジンの問題について、香港航空事故調査局(AAIA)は、燃料ホースの破損が原因との報告書をまとめた写真は3日、香港の空港に駐機中の同型機(2024年 ロイター/Tyrone Siu)
[19日 ロイター] - 香港のキャセイパシフィック航空のエアバスA350型機で起きたエンジンの問題について、香港航空事故調査局(AAIA)は、燃料ホースの破損が原因との報告書をまとめた。
調査では第2エンジンで破裂した燃料ホースを発見し、さらに5本の2次燃料ホースにも摩耗や破損の兆候が見られた。
報告書は「酸素の存在や着火源(熱源)など他の要因も相まって、引火し延焼する恐れがある」とし「速やかに発見、対処しなければ、この状況は、さらなる不具合を伴ってより深刻なエンジン火災につながり、機体に甚大な被害をもたらす可能性がある」と述べた。
エンジンの問題は2日、香港発チューリッヒ行きのCX383で発生。キャセイは、全てのA350型機の点検を開始した。