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ラガルド氏「ECBは独立機関」、伊閣僚の大幅利下げ要求に反論
2024年09月13日(金)20時23分
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は13日、前日の0.25%利下げ決定をイタリアの閣僚2人が不十分と指摘したことについて、ECBは独立した機関で、いかなる政治的圧力も受けないと述べた。1月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ローマ 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は13日、前日の0.25%利下げ決定をイタリアの閣僚2人が不十分と指摘したことについて、ECBは独立した機関で、いかなる政治的圧力も受けないと述べた。
ラガルド総裁は、ハンガリーのブダペストで開催された欧州連合(EU)経済閣僚の非公式会合で「ECBは独立した機関で、それは条約に明記されている。われわれはいかなる政治的圧力も受けない」と述べた。
イタリアのタヤーニ外相は12日、0.25%の利下げでは成長を回復させるには不十分で少なくとも50bpの引き下げが必要と指摘。ECBの設立条約を改革するよう求めた。