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インフレ低下は順調、ECBは取り組み継続=レーン専務理事

2024年08月25日(日)12時36分

 ECBのレーン専務理事は24日、インフレ率を目標の2%へ引き下げる取り組みは順調とした上で、引き締め的な金融政策がまだ必要との見解を示した。2023年4月ニコシアで撮影(2024年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)

[ジャクソンホール(米ワイオミング州) 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストであるレーン専務理事は24日、インフレ率を目標の2%へ引き下げる取り組みは「順調に進んでいる」と評価した上で、成功はまだ確実でないため、引き締め的な金融政策がまだ必要との見解を示した。

ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた米連邦準備理事会(FRB)の経済シンポジウムで、「ECBの金融政策の有効性に関する私の中間評価は、最重要目標の達成に向けて順調な進展があったということだ」と述べた。

しかしインフレ率は2025年末にようやく2%に戻ると予想されているとして、慎重な姿勢を維持した。

「目標に戻るのはまだ確実ではない」とし、インフレ率を低下させ目標水準に戻す上で必要な期間、金融スタンスは引き締め的でなければならないと述べた。

その一方で、過度に引き締まった政策を長く続けることは、成長を抑制し労働市場を弱めかねないと警告した。

「金利が高すぎる状態を長く続けすぎると、中期的にインフレ率が目標を下回る状況が慢性化し、生産と雇用への副作用を最小限に抑えるという点で非効率になる」と指摘した。短期的な政策についてコメントしなかった。

ロイター
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