ニュース速報
ビジネス

台湾輸出受注、7月は予想上回る前年比+4.8% AIが追い風

2024年08月20日(火)18時26分

 8月20日、台湾経済部が発表した7月の輸出受注は前年同月比4.8%増の500億3000万ドルと、予想を上回った。写真は半導体のイメージ。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo)

Faith Hung Jeanny Kao

[台北 20日 ロイター] - 台湾経済部が20日発表した7月の輸出受注は前年同月比4.8%増の500億3000万ドルと、予想を上回った。

人工知能(AI)用半導体の需要が引き続き好調だった。経済部は8月もこの勢いが続くと予想している。

ロイターがまとめた市場予想は2.6%増だった。6月は3.1%増。

経済部は、輸出受注が予想を上回ったことについて「高速コンピューティングに対する旺盛な需要や、新しい消費者向けエレクトロニクス製品の準備が進められていることが主因だ」と指摘。こうした要因が下半期の受注の伸びを下支えすると述べた。

7月の輸出受注の内訳は、電気通信製品が前年同月比11.0%増、電子製品が2.2%増だった。

中国からの受注は0.1%減(前月は3.5%増)。米国からの受注は14.3%増(同3.7%増)。

欧州からの受注は6.1%増(同6.3%増)。日本からの受注は2.4%増(同9.2%減)だった。

経済部は8月の輸出受注を前年同月比6.7─11.0%増と予想している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

自民党総裁選が告示、過去最多9人が立候補を届け出

ビジネス

8月末国内公募投信残高は前月比1.2%減の228.

ワールド

アングル:自民総裁選、市場は「岸田路線」の継続性を

ワールド

インタビュー:新米大統領にも辺野古の中断要請、「完
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 3
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 4
    公的調査では見えてこない、子どもの不登校の本当の…
  • 5
    アメリカの住宅がどんどん小さくなる謎
  • 6
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 7
    キャサリン妃、化学療法終了も「まだ完全復帰はない…
  • 8
    恋人、婚約者をお披露目するスターが続出! 「愛のレ…
  • 9
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンシ…
  • 10
    数千度の熱で人間を松明にし装甲を焼き切るウクライ…
  • 1
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 2
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 3
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組10名様プレゼント
  • 4
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 5
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 6
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 7
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が…
  • 8
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 9
    「私ならその車を売る」「燃やすなら今」修理から戻…
  • 10
    メーガン妃の投資先が「貧困ポルノ」と批判される...…
  • 1
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すればいいのか?【最新研究】
  • 4
    寿命が延びる「簡単な秘訣」を研究者が明かす【最新…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 10
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中