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中国人民銀行、7月も金購入見送り 3カ月連続
2024年08月07日(水)20時13分
中国人民銀行(中央銀行)が7月に金の購入を見送ったことが7日発表の公式データで分かった。上海の宝飾店で昨年11月撮影。(2024年 ロイター/Nicoco Chan/File Photo)
[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が7月に金の購入を見送ったことが7日発表の公式データで分かった。購入見送りは3カ月連続。
中国の7月末の金保有量は7280万トロイオンスで、5月末・6月末と同水準。
独立系アナリストのロス・ノーマン氏は「人民銀行が購入を停止しているのは驚きではない」とし、金価格が高止まりする場合、購入を再開する可能性は低いと述べた。
人民銀行は金価格が急騰する中、5月に購入を停止した。金の現物価格は今年約16%上昇しており、7月17日には史上最高値の1オンス=2483.60ドルを付けた。米利下げ観測や地政学的な緊張が背景。
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、人民銀行は昨年723万オンスの金を買い越し、単独で世界最大の買い手となった。