英国のリーブス新財務相、成長実現へ「難しい決断」 初の演説で

　７月７日、英国初の女性財務相となったレイチェル・リーブス新財務相（写真）は、労働党政権発足後初の主要演説を行う。写真は英リバプールで２０２２年９月撮影（２０２４　ロイター／Henry Nicholls）

［ロンドン　８日　ロイター］ - 英国初の女性財務相となったレイチェル・リーブス新財務相は８日、労働党政権発足後初の主要演説を行う。インフラや民間投資の障害解消に向けた迅速な変革など、経済成長を促進するため「難しい決断」を下すと表明する見通し。

財務省が発表した抜粋によると、リーブス氏は財界人向けの演説で「先週、英国民は変化のために投票した。私はこの３日で、その使命を果たすのに必要な作業を開始した。政府が成長実現のための難しい決断を忌避したり、行動に時間がかかり過ぎたりした部分で私は実行する」と述べる予定。

この演説では、経済基盤修復のため新政権が最初に講じる措置の概要を述べるという。

スターマー新首相は議会で過半数を獲得したことを受け国家再建に当たると表明している。