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中国自動車業界、EUによるEV追加関税に不満表明
2024年07月08日(月)11時06分
7月6日、業界団体の中国汽車工業協会(CAAM)は発表した声明で、欧州連合(EU)欧州委員会が打ち出した中国製電気自動車(EV)に追加関税を適用する措置に「強い不満」を表明した。写真はEUと中国の旗。北京で2016年7月撮影(2024 ロイター/Jason Lee)
[深セン(中国) 6日 ロイター] - 業界団体の中国汽車工業協会(CAAM)は6日発表した声明で、欧州連合(EU)欧州委員会が打ち出した中国製電気自動車(EV)に追加関税を適用する措置に「強い不満」を表明した。
CAAMは中国の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」への投稿で、中国のメーカーは欧州委の調査に協力してきたが、欧州委の調査は事実を無視している上、結果を事前に決め付けていると指摘した。
EUは中国から輸入されるEVに5日から暫定的に最大37.6%の追加関税を適用。中国の自動車メーカーが同国政府から不当な補助金を受けていると判断した。EUは加盟国による投票を経て4カ月以内に最終決定する。
CAAMは追加関税について「極めて遺憾であり、断じて受け入れられない」と強調した。