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トヨタがインドに第3工場、将来的に年20万台へ 26年にSUV

9月27日、トヨタ自動車はインドで3カ所目の組立工場を建設する計画だ。当初の生産能力は年8万─12万台で、将来的に年20万台程度に引き上げる。写真は同社のロゴ。2019年10月、都内で撮影(2023年 ロイター/Edgar Su)
Aditi Shah
[ニューデリー 27日 ロイター] - トヨタ自動車はインドで3カ所目の組立工場を建設する計画だ。当初の生産能力は年8万─12万台で、将来的に年20万台程度に引き上げる。新型スポーツ用多目的車(SUV)を2026年に発売し、新工場の主力車種にする。関係者が27日までに明らかにした。
トヨタがインドで生産能力を増強するのは10年超ぶり。新工場は、既存の2工場がある南部カルナタカ州ビダディの同じ敷地に建設する予定。稼働すればインドでの当初の生産能力は現在の年40万台から最大3割増える。
トヨタはインド市場でスズキと提携して販売を増やしている。トヨタの現地生産能力の約3分の2はスズキのインド子会社マルチ・スズキ向けとなっている。