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アントが自社株買い、評価額はIPO計画の75%ディスカウント

中国電子商取引大手アリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループは8日、自社株買いを発表した。6日撮影(2023年 ロイター/Aly Song)
[香港 8日 ロイター] - 中国電子商取引大手アリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループは8日、自社株買いを発表した。評価額は、2020年に予定していたが中止に追い込まれた新規株式公開(IPO)の水準に対して、75%のディスカウントとなった。
全株主に対して最大7.6%分の株式を買い戻すことを提案。買い戻し価格は、グループの評価額を約5671億元(約785億4000万ドル)とする水準に設定した。
これは、20年のIPO計画の際の評価額3150億ドルに対して、75%もの大幅なディスカウントに相当する。
アントは「買い戻した株式は、人材誘致に向けて従業員のインセンティブプランに組み入れる。自社株買い提案は、投資家に流動性の選択肢を提供するものでもある」と説明した。
中国当局は7日、アント・グループに71億2000万元(9億8400万ドル)の罰金を科すと発表。アントを巡る一連の改革の終了を意味し、上場計画復活への道が開かれる見通しとなった。