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米新規失業保険申請、2000件増の23.2万件 5月雇用削減は20%増

米労働省が1日発表した5月27日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2000件増加し、23万2000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は23万5000件だった。ボストンで2022年4月撮影(2023年 ロイター/Brian Snyder)
[ワシントン 1日 ロイター] - 米労働省が1日発表した5月27日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2000件増加し、23万2000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は23万5000件だった。
5月20日までの1週間の継続受給件数は6000件増の179万5000件となった。
一方、国際的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国に拠点を置く企業が5月に発表した雇用削減は20%増の8万0089人。年初来の雇用削減は41万7500人と前年同期比で315%急増している。パンデミック(世界的大流行)が始まった2020年を除けば1─5月累計では09年以来の高水準という。